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デニムバッグ

長く愛されるロングセラーアイテム、デニムバッグ。誕生は1957年(昭和32年)。
初めはピアノのバイエルが入るお稽古用レッスンバックとして登場しました。

スペシャルムービー「denim bag story」

デニムバッグ

初めは楽譜カバンから

ロングセラーのデニムバッグ

ロングセラーのデニムバッグ

電車の中で、街の中で。女子中高生が提げているバッグ。 見たことあるわと、思われる方も多いはず。 制服にしっくりとなじむ紺や赤色の生地に、女の子や男の子、くまやウサギのアップリケが施されたレッスンバッグです。 ファミリアがこのデニムバッグを作り始めたのは1957年(昭和32年)。 初めは、「楽譜を折り曲げずに入れることができるバッグ」として商品開発されました。 今ではひとめ見ただけで、「あっ!ファミリア」とファミリアのバッグであることを すぐに分かっていただけるほど、認知度の高い定番商品です。
一見するだけでは、“アップリケがしてあるバッグ”なのですが使用している素材や、フエルトのアップリケにはたくさんのこだわりが詰まっています。また、このバッグは、一点一点手作りで作られているためたくさんの“ひとの手”が関わり、丁寧に手仕事で完成されていきます。
今どき手作りなんて、時代に合わない?そんなことはないのです。手作りであるからこそ、愛され続けるものがあるということ。
一針一針、思いをこめて作っている作り手のことなど、ロングセラーであるデニムバッグについてお話ししたいと思います。

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丈夫なオリジナルの生地を

オリジナルデニムの丈夫な素材(平織り)

オリジナルデニムの丈夫な素材(平織り)

デニムのバッグとして親しまれているこのバッグ、商品開発された当時の素材は、厚手の生地のものでしたが、その後お洋服の素材として開発されたオリジナルの生地をファミリアでは“平デニム”と呼ぶようになり、バッグにもこの生地を使用するようになりました。
一般的にデニムの生地というのは、『綾織り』と呼ばれる手法で織られているのですが『綾織り』は縦糸と横糸が交互ではなく、一度交差したあとに、一本とばしに織り込まれています。(※図参照)。
柔らかく織るために開発された手法なため、既存のデニム生地を使う事は強度に不安がありました。
そこで、強度の高い『平織り』でファミリアのオリジナルのデニム風生地を開発しました。『平織り』とは、縦糸と横糸が交互に織り込まれていて、縦横の繊維ががっちりと組み合わさって織られた軽量で強い織り方です。また、交互に織られていることで光の反射によりチェッカーフラッグのような模様に見えるのも特徴です。
通学のために、丈夫なものをというお母さんの目線で開発したオリジナル生地は、現在も綿織物の産地である兵庫県西脇市で丁寧に織り上げています。
また、内側には、重い中身に耐えられるよう持ち手から底へ『綾テープ』をぐるりと縫い付けており、強度を増しています。

たくさんの“ひとの手”によって

女の子や男の子、くまさんや犬やウサギ、果物などのモチーフがフエルトでアップリケされる等、そのひとつひとつが手刺繍で表現されています。
アップリケの中にはそれぞれ物語があり、まるでお話しするように、こどもたちは想像をふくらませることができます。
アップリケの登場人物の目の位置はとっても大切。
かわいいお顔になりますように、目線が合いますようにと刺されています。
もちろん見えない部分も、丁寧にかがり、ほつれないようにと細部まできちんと作られています。またあまり知られていませんが、デニムバッグの形づくりも工場ではなく一般の家庭で作っています。手作業なので1日50枚程が限度ですが、ミシンでしっかりと縫製しています。ひとの手によって作られることで、たとえば裏地の細かいギンガムチェックもきちんと柄あわせができるのです。
こんな細かい部分も含めて、お母さんが子どもに作ってあげる様な気持ちで、ひとつひとつ心がこめられているのです。

入学から卒業まで、お直ししながら大事に使ってほしい

最初は楽譜入れとして生まれたデニムバッグも今や通学バッグとして親しまれるようになりました。
ファミリアのデニムバッグは学校指定なのですか?とよくご質問をいただきますが実はそうではありません。あくまでも学校の補助バッグは生徒さんがご自由に選んでいいものだそうです。
販売した当初から神戸の女子中高生に人気はあったのですが、それをいいな、と思ってくださる新入学生の方が、私も私もというように、また愛用してくださっているのが始まりで、いつのまにか広まっていったのではと思います。
また入学してから卒業まで、ずっと大事に使っているというお話もよく聞かせていただきます。
ファミリアのバッグには、学生生活の思い出が詰まっていて...と捨てられないのだとか。作り手として、こんなにうれしいことはありません。
6年間も大丈夫?と思われる方いらっしゃるかもしれませんが、持ち手は合皮で補強されています。そして傷んでしまった場合は、お修理を承っています。(※お修理のご依頼は最寄りのファミリアショップで承ります。費用:2,700円、日数は2週間ほどいただいております。)
綺麗になった持ち手で、また残りの学校生活を同じバッグで通っていただけたらうれしいですね。移り変わりが激しい時代、その中で流行に左右されず大切に使っていただいてるこのバッグ。品質のいいものをお修理しながら長く大事に使うということも大切であるということも、お母さんの気持ちになって作っているファミリアだからこそ、次の世代にも伝えていきたいのです。

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