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#05 欧米の育児法

「子どものための育児」を日本に広めたい。と、いう思いから
「あかちゃんや子どものためにより良いものを」ファミリアの創業者たちは欧米の育児法をもとに新しいベビー子ども服をつくりはじめました。

大ヶ瀬久子

「同じ仕事をするなら、単なる手芸店ではなく、私たち女性の特徴を生かし、せっかく覚えた新しい育児経験をもとに、あかちゃんや子どものためにかわいい良いものを作って売ればどうかしら・・・」と、坂野惇子は言いました。
坂野惇子は結婚したとき、神戸岡本の「外人村」と呼ばれているところに新居を構えていました。そこにはたくさんの外国人の子どもたちがいて、いつもそのママたちから「日本はすばらしい国だけれど、育児については大変遅れていますね」と言われ、進んだ育児のしかたに毎日ふれ、強い関心をもっていたからです。

大ヶ瀬久子著書 「1歳までの育児」(1972年発刊) 

1942年、坂野惇子は長女を出産した際に英国女性の紹介で外国人専門のベビーナース大ヶ瀬久子に来てもらいました。
日本の伝統的な育児のやり方とはあまりにも異なる合理的な育児法で、驚くばかりでした。しかも、全てが医学や心理学的にも根拠があり、あかちゃんへの真の深い愛情に支えられていました。
おむつひとつをとりあげても、古いゆかた地で作った日本の巻おむつに代わって、白い特殊織地の正方形のもの。大人のリサイクルではなく、あかちゃんにとって良いものを、という視点でできていました。授乳法も理知的で、冬でも欠かさず外気浴させるとのことでした。
坂野惇子は大ヶ瀬から新しい育児の知識を真剣に学び、この育児法で子どもを育てたのです。そこで彼女たちが気づいたことは、既製のベビー衣料品は、残念ながらあかちゃんのことをあまり考えずに、従来からの習慣や観点だけで作られているということでした。

あかちゃんや子どものためにより良いものを提供する。というファミリアの基本的な精神はこの時からスタートしたのでした。

ファミリアガイド(1952年発行)

ファミリアを創業してからは、欧米の育児法の紹介と普及につとめました。当初、正方形おむつをはじめとする新しい育児用品に対する抵抗は想像できないほどの厳しさで、坂野惇子らも苦労しました。
そこで、ただ陳列ケースに並べて置くだけでは伝わらないので、コンサルタントの大ヶ瀬久子による育児相談やファミリア・ガイドと名づけた小冊子の発行を1952年に発行しました。
ファミリア・ガイドはその後、大きく見やすく商品解説も多くなり、無料でお母様方にお配りすることになりました。啓蒙活動を重視したファミリアの姿勢は業界でも評価されました。

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